11/16 台風19号から36日目 被災地長野の今と未来を伝える報告会

「台風19号から36日目 被災地長野の今と未来を伝える報告会」

復旧・復興期の支援調整業務を行う災害NGO結代表前原土武さん
NPO法人長野県NPOセンター常務理事の亀垣嘉明さん
両氏による生の声


2019年10月12日日本に上陸した台風19号。東日本大震災を超える14都県の391市区町村が災害救助法適用自治体とされている。群馬県内でも高崎、富岡、嬬恋、太田が被災地となったが、現在(11/1時点)は災害ボランティアセンター太田高崎閉鎖、富岡一時休止、嬬恋30名程度災害ボランティア募集と多くの尽力あって復旧復興が進んでいる。しかし隣県長野県の現状は、千曲川の決壊により長野市では一日1000人の災害ボランティアを必要とする深刻な事態が今も続き、先の見えない多くの課題に立ち向かっている。
この日を境に生活が大きく様変わりした。財布と携帯だけ持って避難したが、自宅が被災し帰れなくなった方。食べ物がない、水がない、着る服がないという被災当時の混乱した状況を抜け、日々新たなフェーズへと物も人も心も課題状況は変化している。群馬ではメディア報道の減少によって事態は収束していったかのような感が否めない。しかしまだ多くの地から日々SOSを発信している声を見逃してはならない。生の情報を共有し、そしてコミュニケーションを図り、自分ができるアクションを見出していきましょう。それが今も復旧復興に懸命な被災した方々への力になります。来月は12月。長野に雪が降ります。


◆日時:2019年11月16日(土) 10:30~12:30(質疑応答含む)

◆開催場所 前橋市市民活動支援センター(会議室)
前橋市本町2丁目12-1 K´BIX元気21まえばし(前橋プラザ元気21) 3F TEL.027-210-2196
●お車の場合 
*4時間の無料処理をしますので駐車券をお持ちください
駐車場は、隣接するK´BIXパーキング元気21駐車場、または、中心市街地の各駐車場
(市営パーク千代田、市営パーク五番街、広瀬川サンワパーキング(城東町立体駐車場)、前橋中央駐車場)
●バスをご利用の場合
「本町停留所」または「マイバス元気21北」を降車。

◆参加費 無料

◆お申し込み *11/15まで
NPO法人Mam’s Style (担当桜井)
mamsstyle_1025@yahoo.co.jp  090-6008-3934

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<スピーカー>

前原土武(まえはら・とむ) 災害NGO結代表
*スカイプでの参加

1978年沖縄県生まれ。美容師、アウトドア添乗員を経て、東日本大震災をきっかけに現職。発災後24時間以内に災害地に駆けつけ、被害の概況の発信や今後必要とされる支援を見立て、復旧・復興期まで幅広に支援調整業務を行う。
団体名である「結」は、出身地沖縄の「ユイマール」(共同作業の習わし)と、自然災害で被害に遭われ困っている方々と、それをサポートしたい方々を少しでも早く繋げる事で未来の笑顔に結び付いてほしいという想いが込められている。


亀垣嘉明(かめがきよしあき)NPO法人長野県NPOセンター常務理事

1966年生まれ 本業は野菜農家 1998年にサラリーマンをやめて新規就農、長野県佐久町(現在の佐久穂町)に移住、2010年長野市に移住。
台風19号災害では、15日より8日間 指定避難所である 長野市北部スポーツレクリエーションパークで個人として物資調達と避難所運営の手伝い。その後は長野県NPOセンター関係者として長野県災害時支援ネットワークの一員として組織的な後方支援チームに加わる他、個人的には長野市北部スポーツレクリエーションパークに引き続き張り付いているボランティアスタッフへの支援をしている。
・2019年1月まで福祉系のNPO「NPO法人Happy Spot Club」副代表理事
・2019年2月より食育系のNPO「NPO法人食育体験教室・コラボ」理事
・2019年6月より中間支援系NPO「NPO法人長野県NPOセンター」常務理事
・2019年7月より、NPO,企業、行政等から構成されるネットワーク「ながの協働ねっと」事務局長

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<主催/お問い合わせ先>
NPO法人Mam’s Style (長野・群馬2拠点で活動)
前橋市青梨子町434-1
HP:mamsstyle.jimdo.com
mail:mamsstyle_1025@yahoo.co.jp
tel:090-6008-3934